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2012年7月07日 自然素材の家づくり 三重
●天井は、間抜けにならない吹抜けを
 吹抜けのある空間は開放感があり、素晴らしいものです。よく、1階から2階をぶち抜いた空間が見受けられますが、あれは吹抜けではなく、間抜けと言います。吹抜けとは、1.5階ほど高い空間のことです。あまりもの高すぎたり、広すぎたりすると空間のバランスが崩れて、心地よさが損なわれます。和室は、座って生活するので、洋室より天井をやや低くした方が心地よく、また和室の吹抜けはありえません。

●部屋の隅が心地良い
 家を建てる時は人生が成功している時なので、窓を大きく明るくしてしまうことが多いですが、人生明るい日ばかりではありません。集中するとき、落ち込んだとき、悩み考えているとき、人間(動物も)は明るい場所より暗い場所を求めます。部屋の隅にうずくまり、薄暗い場所のほうが心理的に落ち着くからです。
 家というのは多少薄暗い部分がある方が住みやすいのです。日本人が昔から愛してきた光と影は、暗いところがあって初めて明るいところが魅力的に見えるものです。大きな窓ばかりではなく、幅を狭くして、高さをとり明かりを確保する窓が良いでしょう。

●自然素材でまとめる
 木と土と紙などの自然素材をベースにした家づくりは、湿気の調節に最適で日本の気候風土にマッチしていました。冷暖房などない時代には本当のエコライフが息づいていたのです。土壁、ふすま、障子、畳という建材を駆使した昔ながらの家では、穴が開いたりへこんだり破けたはしますが、子どもたちに怪我はさせません。プラスチックや金属などはキズもつきにくく丈夫ですが、人には優しくありません。キズが増えてゆくごとに家族も家も共に成長するのです。人に優しいことは住宅の重要な性能です。自然素材を使った日本の住文化を忘れてはいませんか。

●木火土金水
 「もく、か、ど、こん、すい」とは、古代中国に端を発する自然哲学の思想で、万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという説です。茶室は、この木火土金水で構成されています。柱と天井の木、お茶を沸かす火、土でできた壁、壁などの金物、そしてお茶をたてる水。宇宙にあるものが小さな空間に全部あります。茶室は言わば小宇宙なのです。狭いにじり口をくぐると、四畳半とはいえそこは全宇宙を体現した広大無限な空間です。不思議と落ちついて居心地がよいのは、この宇宙を構成する要素があるからです。なにかひとつでもかけるとおかしいのです。

●心地良い色は、子どもの時より見てきた日本の風景
 日本人は色同士の「合う」「合わない」を敏感に判断し、色を見分ける能力が高い民族です。空間の中で色が多くなると、”ごちゃごちゃしている”と感じます。それは、空間において素材そのものの色を大切にしてきたからです。例えば、古民家などに見られる建具、畳、土壁、障子、そして天井も素材そのものの色、あるいは素材が経年変化した色が多いのです。草花や自然の中の色が多く、日本の伝統色だけでも約450色と言われています。朱色の赤、紺色の青は、木の色と相性が良いので、そういったインテリアには心地よく合います。イタリアやアメリカの
赤を1点、わざわざ入れるのも空間としてまとまりがあれば、アクセントや愛嬌にはなります。
 
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