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2012年6月01日 風呂敷と日の丸
外国を訪問するとき、一番喜ばれるお土産の筆頭が風呂敷だ。
テーブルクロスによし、スカーフによし、人によっては衣装として、インテリア・アクセントとして活用している。
外国人の発想の豊かさには驚かされるが、風呂敷ほど、自由自在に使いこなせるものは世界広しといえども例がない。
 
 もともと風呂敷は、風呂屋で湯上りの場所に敷いたり、脱いだ着物を包んだりしたもの。
これ1枚でいろいろな用が足せるものだから、その汎用性が広がり、あらゆるものを包むようになった。
四角いものは四角く、丸いものは丸く、大きいものは大きく、小さいものは小さく、手下げ風にも、肩に背負う形にも、抱え型にも、とにかく自由自在に使いこなす事ができる。
 欧米では鞄になるが、行きはともかく、帰りも鞄をぶらさげていなければならない。
 鞄と風呂敷を比べれば、日本人がいかに優秀な発想をする人種であるかが証明できるといっても過言ではない。
禅がブームになっているが、水が方円にしたがうように、風呂敷に象徴される日本人の考え方もまた方円の器にしたがう。
このフレキシビリティを支えているのは日本人のものの本質を何より大事にする考え方だろう。
風呂敷に見られるような自由で柔軟なものの見方、ものの考え方、日本独自のこうした発想が今、世界の注目を集めている。
 同じように日本人の考え方、発想法の素晴らしさに打たれるのは日の丸のデザインである。
日の丸のこれ以上加えるものも、省くものもないという完全な構成は見るものにある種の緊張感を与えてやまない。
一番コストが安くなるようデザインされており、日本にはこのような完全無欠なデザインと発想力の豊かさ、柔軟なもののとらえ方であふれている。