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2012年5月12日 家出できる家、帰れる家
家出できる家などと書くと、ドキッとされる方もいるかもしれない。
そんな家、あってたまるかと怒る方もいるかもしれない。
かつての日本では子どもたちは親に叱られ、衝動的に家を飛びだし、地方の子どもなら蔵とか納屋に身をひそめ、都会の子だったら近所の友達の家で時間をやり過ごしていたものだった。蔵や納屋に隠れていれば、必ず誰かが迎えに来てくれたものだ。
それは祖母だったり叔母だったりした。
都会の子も、友達の姉に家まで送ってもらいながら気分を静めたりした。
「お父さんに一言、謝りなさいね」とさとされて、素直にうなずいたりできた。
家出をして頭を冷やし、自宅のありがたみを感じて帰ってくるというプロセスがそこにはあったのだ。
 しかしきっちりと分けられた個室を持っている現代の子どもたちはどうだろう。
自室に引きこもってしまったらそれっきり、という事が少なくないのではないか。
「ただいま」と言って家に上げてもらうきっかけがないから、親と面と向かって仲直りをするタイミングがわからない。親から見ても、わが子が何を考えているのかよくわからない。
 そこで親子の健全な付き合い方のひとつとして、きっちりと独立した自室をあたえない等子どもを独りにさせない、腹が立って独りになりたいときには引きこもるのではなく家出する、「家出できる家」をして「帰ってこれる家」づくりを考えてみてはどうだろうか。